Rosenbaumは結果変数が2値の場合に利用できる簡単な方法を提案した。
処置変数zi∈{0,1}が、ロジスティック回帰で、
log(1−πiπi)=g(xi)+γ ui, where ui∈[0,1] と表される、つまり傾向スコア πi=p(zi=1∣xi) が観測された共変量の関数 g(xi) だけでなく未観測の交絡因子 ui (0≤ui≤1) にも依存すると考える。
未観測の交絡因子uiからの係数γを変化させることで、その影響を調べることができる。
Γ=expγ とおくと、全く同じ共変量の値をもつ2つの対象者iとi′についてのオッズ比は
Γ1≤πi′/(1−πi)πi/(1−πi′)≤Γ,for all i with xi=xi′, となる。
また同値の別表現で
1+Γ1≤P(zi=1,zi′=0∣xi)≤1+ΓΓ ともなる。
これらの区間は Rosenbaum Bounds と呼ばれ、ローゼンバウムからは検定に対する感度分析が提案されている。