例えば、集合 {1,2,3} の置換は、
(1,2,3),(1,3,2),(2,1,3),(2,3,1),(3,1,2),(3,2,1) の6パターンとなる。
一般にn!個になる。
例:トランプのカードの並べ方は何通りあるか?
52枚あるので、52枚から52枚を取り出して並べることになる
52P52=0!52!=52!≈8.065817517094×1067 これは 無量大数(1068)に近い大きさになる
実用的な覚え方¶
例えば5C3だと 3×2×1 が分母と分子の両方に出てくるので
5C3=3!(5−3)!5!=3×2×1×2×15×4×3×2×1=2×15×4 と簡略化できる。つまり
5C3=2!5から2個の数を降順に掛けた数 であり、一般化すると
nCr=(n−r)!nから(n−r)個の数を降順に掛けた数 逆の数¶
5C3=2×15×45C2=3×2×15×4×3 なので5C3=5C2となる。
「5個から3個を取り出す」と「5個から2個を残す」が表裏一体でありパターン数がおなじになるため。
同様に
nC0=0!(n−0)!n!=0!n!n!=1nCn=n!(n−n)!n!=n!0!n!=1 でnC0=nCnとなるが、これも「n個からn個を取り出す」と「n個から0個を残す」が同じのため。そしてこれらは1通りしかパターンがないので1になる。
(参考)二項定理¶
二項式(2つの単項式の和;例えばaxm+byn(a,b,x,y∈R,n,m∈N)のような式)の冪乗を展開したものを 二項展開 と呼ぶ。
例えばx+yは
(x+y)2(x+y)3=(x+y)(x+y)=x2+2xy+y2=(x+y)2(x+y)=(x2+2xy+y2)(x+y)=x3+3x2y+3xy2+y3 ⋮ というふうに展開できる。これら二項展開の中に出てくる係数を 二項係数 とよび、組み合わせの数に等しいのでnCr や (rn)と表す。
例:
(x+y)2=x2+2xy+y2=(02)x2+(12)xy+(22)y2=r=0∑2(r2)x2−ryr 一般には以下の 二項定理 (binomial theorem) で表される。
他の例:
(1+x)n=(0n)+(1n)x1+(2n)x2+⋯+(n−1n)xn−1+(nn)xn=k=0∑n(kn)xk(x+y)n=(0n)xn+(1n)xn−1y1+(2n)xn−2y2+⋯+(n−1n)x1yn−1+(nn)yn