概要¶
ポアソン分布(Poisson distribution)は、一定の時間・空間の中で稀に起こる事象の発生回数を表す離散確率分布である。
二項分布において試行回数が大きく、成功確率が小さい場合の極限として導出される(ポアソンの小数の法則)。事象の発生が互いに独立で、発生率が一定であるポアソン過程の基礎となる分布である。
図¶
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np
from scipy.stats import poisson
fig, axes = plt.subplots(1, 2, figsize=[8, 3])
for lam in [1, 3, 5, 10]:
k = np.arange(0, 20)
pmf = poisson.pmf(k, mu=lam)
axes[0].plot(k, pmf, 'o-', markersize=4, label=fr"$\lambda={lam}$")
cdf = poisson.cdf(k, mu=lam)
axes[1].step(k, cdf, where='mid', label=fr"$\lambda={lam}$")
axes[0].set(title="PMF", xlabel="k", ylabel="P(X=k)")
axes[0].legend()
axes[1].set(title="CDF", xlabel="k", ylabel="F(k)")
axes[1].legend()
fig.tight_layout()
fig.show()性質¶
再生性: が独立なら
ポアソンの小数の法則: 二項分布でが大きくが小さいときで近似可能
正規近似: が大きいとき正規分布で近似可能(中心極限定理)
指数型分布族に属する
過分散(overdispersion): 実データでは分散が期待値より大きいことが多く、その場合は負の二項分布が代替として用いられる
応用例¶
単位時間あたりのコールセンターへの着信回数
ウェブサイトへの単位時間あたりのアクセス数
一定面積あたりの放射性崩壊の回数
希少疾患の発症数のモデリング
ポアソン回帰(GLMの一種)によるカウントデータの分析