11.1¶
外積 (456)×(123) を計算せよ。
a×b=(∣∣a2b2a3b3∣∣,−∣∣a1b1a3b3∣∣,∣∣a1b1a2b2∣∣)=(a2b3−a3b2, a3b1−a1b3, a1b2−a2b1) なので
(456)×(123)=⎝⎛15−126−128−5⎠⎞=⎝⎛3−63⎠⎞
import numpy as np
a = [4, 5, 6]
b = [1, 2, 3]
np.cross(a, b)
11.2¶
平面ベクトル
(cosθsinθ),(sinθ−cosθ) を二辺とする平行四辺形の面積を求めよ。
ベクトルa,bを2辺とする平行四辺形の面積は行列式∣a,b∣の絶対値に合致するという定理により
a=(cosθsinθ),b=(sinθ−cosθ) とおくと、
∣det(ab)∣=∣cosθ×(−cosθ)−sin2θ∣=∣−cos2θ−sin2θ∣=∣−(cos2θ+sin2θ)∣=1
高さをy、斜辺の長さをrとすると sinθ=y/r→y=r×sinθ より、高さはy=∥b∥sinθとなる
面積をSは底辺×高さなので
S=∥a∥∥b∥sinθ 両辺を2乗すると
S2=∥a∥2∥b∥2sin2θ sin2θsin2θsin2θ=1−cos2θ(∵sin2θ+cos2θ=1)=1−(∥a∥∥b∥a⋅b)2(∵cos2θ=∥a∥∥b∥a⋅b)=1−∥a∥2∥b∥2(a⋅b)2 より、
S2=∥a∥2∥b∥2(1−∥a∥2∥b∥2(a⋅b)2)=∥a∥2∥b∥2−(a⋅b)2=(a12+a22)(b12+b22)−(a1b1+a2b2)2=a12b12+a12b22+a22b12+a22b22−(a1b1)2−(a2b2)2−2(a1b1a2b2)=a12b22+a22b12−2(a1b1a2b2)=(a1b2−a1b2)2 S=a1b2−a1b2 11.3¶
a,b,c を互いに異なる数とする。空間ベクトル (111),(abc),(a2b2c2) を三辺とする平行六面体の体積を求めよ。
∣∣111abca2b2c2∣∣=(c−a)(c−b)(b−a) 11.4¶
a,b,c,d を空間ベクトルとする。次の 1、2 が成り立つことを示せ。
⟨a×b,c⟩=⟨b×c,a⟩=⟨c×a,b⟩
(a×b)×c=⟨a,c⟩b−⟨b,c⟩a
⟨a×b,c⟩=⟨b×c,a⟩=⟨c×a,b⟩
クロス積は3次のベクトルに定義される演算のようなので、a=(a1,a2,a3)T,b=(b1,b2,b3)T,c=(c1,c2,c3)Tとする。
∣∣a1b1c1a2b2c2a3b3c3∣∣ を
第1行で展開すれば,
∣∣b2c2b3c3∣∣a1−∣∣b1c1b3c3∣∣a2+∣∣b1c1b2c2∣∣a3=⟨b×c,a⟩ 第2行で展開すれば,
∣∣a2c2a3c3∣∣b1−∣∣a1c1a3c3∣∣b2+∣∣a1c1a2c2∣∣b3=⟨a×c,b⟩ 第3行で展開すれば,
∣∣a2b2a3b3∣∣c1−∣∣a1b1a3b3∣∣c2+∣∣a1b1a2b2∣∣c3=⟨a×b,c⟩ (a×b)×c=⟨a,c⟩b−⟨b,c⟩a
a×bの各要素を
(a×b)1=a2b3−a3b2(a×b)2=a3b1−a1b3(a×b)3=a1b2−a2b1 とする。
(a×b)×cの第i要素を((a×b)×c)iと書くことにすると、
((a×b)×c)1=(a×b)2c3−(a×b)3c2=a3b1c3−a1b3c3−a1b2c2+a2b1c2=(a2c2+a3c3)b1−(b2c2+b3c3)a1=(a1c1+a2c2+a3c3)b1−(b1c1+b2c2+b3c3)a1(a1b1c1−a1b1c1を足した)=⟨a,c⟩b1−⟨b,c⟩a1 同様に
((a×b)×c)2=⟨a,c⟩b2−⟨b,c⟩a2((a×b)×c)3=⟨a,c⟩b3−⟨b,c⟩a3 よって
(a×b)×c=⟨a,c⟩b−⟨b,c⟩a 11.5¶
次の 1、 2 により与えられた、空間内の 2 点 A,B を通る直線の方程式を求めよ。
A(1,2,3), B(6,5,4)
A(3,2,1), B(9,6,3)
A(1,2,3), B(6,5,4)
点A,Bの位置ベクトルをa,bとすると、直線の方程式は
x=a+t(b−a) となるため、
A(1,2,3), B(6,5,4) は
⎝⎛123⎠⎞+t⎝⎛⎝⎛654⎠⎞−⎝⎛123⎠⎞⎠⎞=⎝⎛123⎠⎞+t⎝⎛531⎠⎞=⎝⎛1+5t2+3t3+t⎠⎞ A(3,2,1), B(9,6,3)
⎝⎛321⎠⎞+t⎝⎛642⎠⎞=⎝⎛3+6t2+4t1+2t⎠⎞ 11.6¶
空間ベクトル a,b,c を次の 1、2 のように定めると、これらのべクトルの終点は 同一直線状にはない。これらのべクトルの終点を通る平面の方程式を求めよ。
a=(123),b=(231),c=(312)
a=(111),b=(222),c=(345)
a=(123),b=(231),c=(312)
まず、法線ベクトルを求める
(b−a)×(c−a)=(−3,−3,−3) 点aを通る平面を構築する点の集合xは
x−a=⎝⎛x−1y−2z−3⎠⎞ (b−a)×(c−a)⋅x−a=−3(x−1)−3(y−2)−3(z−3)=−3x+3−3y+6−3z+9=0→−3x−3y−3z=−18→x+y+z=6 a=(111),b=(222),c=(345)
x−2y+z=0