最尤推定法に基づく正規方程式の導出#
被説明変数
を考える。また、以下を仮定する(古典的正規回帰モデル(Classical Normal Regression Model: CNRM) の仮定)
説明変数
は非確率的である であり、したがって誤差項の期待値はゼロ:誤差項の分散
は一定(均一分散)であり、共分散はゼロ(独立性): の階数は : ( に逆行列が存在することの仮定) は正規分布に従う(正規性):
特に3(標本がi.i.d.)と5(正規性)は最尤推定のために必要で、誤差項
尤度としては、平均
ただし、
対数尤度は
導出メモ
まず尤度を軽く整理する
対数をとると
(参考)対数の公式
回帰係数の推定#
対数尤度を
となり、最尤推定量と最小二乗推定量が同じ方程式になることがわかる
導出メモ
対数尤度を
(
これを0とおいて
として整理すると
(
※内積の結果はスカラーになるので、
2つの行列
ベクトル
ベクトル
ゆえに
導出メモ
スカラーの場合、合成関数の微分より
の形になるがベクトルなので
これを各
標準偏差 の導出#
これをゼロにする
となる