内積空間#
内積#
ベクトル
をベクトル
標準的な内積#
任意の2つのベクトル
のことを、
定理
(1)
(2)
(3)
(4)
内積空間(計量ベクトル空間)#
定義
(1)
(2)
(3)
(4)
内積の定義されたベクトル空間を 計量ベクトル空間 、または 内積空間 という。
内積は
ノルムは
区間
ノルムは
内積の存在#
一般のベクトル空間には、内積が(複数)存在する。
定理
そのとき,
とおくと,
ノルム#
計量ベクトル空間
である。
コーシー・シュワルツの不等式#
定理(コーシー・シュワルツの不等式)
計量ベクトル空間
が成立する。等号になるのは
証明
とおくと
であるから、
2次方程式
を満たす必要がある。移項して整理すれば
コーシー・シュワルツの不等式はいろいろな形がある。
の平方根の
それを変形して
コーシー・シュワルツの不等式を応用すると、
が成り立つ。
とおくと
三角不等式#
定理(三角不等式)
計量ベクトル空間
が成立する。
証明
コーシー・シュワルツの不等式
ベクトルのなす角#
が成り立つ。これに基づき、
となる
直交#
で表す
直交補空間#
定義
内積空間
を
なお、
証明
(1)
(2)
を満たす。標準内積の定義より
であるため、
(3)
をみたす。標準内積の定義より
のため、
よって、(1) ~ (3)より、
一般に、内積空間
と表す。