マインドセット#
⭕️ 成長しやすいマインドセット#
ベンチャーなど、成長が尊ばれる界隈で好まれるマインドセット。
仕事ができる人が持っている / 「新卒は持つべき」などと言われるマインドセット
素直であれ#
誰かからのフィードバックは成長のための貴重な情報源だが、素直さが無くてフィードバックに対して不貞腐れると成長できない
オーナーシップ / 当事者意識#
「オーナーシップ」 :与えられた仕事や課題に対して、当事者意識を持って取り組む姿勢やマインドのこと。
「自分ごと化」 :与えられた仕事や課題を(他人事ではなく)自分事とすること
「ラストマンシップ」 :差し迫った状況でも自分がどうにかする気概や、責任を取る精神を意味する和製英語。
自責思考#
「自責思考」 :なにか問題があったときに他責(他人のせいにする)のではなく、自分ができることはないか?と考える。
自分を責めるというより、自分がコントロールできる部分とできない部分を切り分け、自分がコントロールできる部分にフォーカスする。
「上司が悪い」「部下が悪い」「客が悪い」などの 善悪は解釈(受け止め方) 。「自分ができることはないか?」に焦点を当てる。
とにかくやれ#
やる気が出ない、先送りしたい、・・・
→ 言い訳せず、とにかく行動する
実際、よく勉強方法の本などで言われることではある。「まず1ページだけ読んでみる」というように、気が重くても体を動かして行動を開始すると、次第にやる気が出てくることも。
ソフトスキルも意識的に学ぶ#
決断力、言語化力、自分を整える力、共感力、傾聴力、リーダーシップ、期待値コントロール・・・
見えにくく、習得しにくいからこそ意識的に学ぶ。
自分がやりたい仕事と違っていても、目の前のタスクに取り組む#
スティーブ・ジョブズの「Connecting the dots」:過去の経験が、ひとつひとつは関係ないように見えても、後から振り返ると線でつながって見える。
特に新卒入社した会社で「思ってたのと違う…」となっても、腐らずに真面目に取り組むことで成長でき、あとから振り返ると「いい経験だった」と思うこともある。
また、キャリア論では、よく「スキルは掛け合わせ」と言われる。少し思ってたのと違うタスクでも、かえってそれが自分に新たなスキルを齎し、キャリアにとってプラスに働くことがある。
例えば、「大学院で因果推論を学び、因果推論をビジネスで使いたくて入社したが、画像処理のプロジェクトにアサインされた」→「因果推論も画像処理もできる人」になれる
IQよりEQ#
EQ(心の知能指数)とは
自分の感情を理解し、適切に管理できる力
他者の感情や視点を理解し、共感できる力
周囲を巻き込み、信頼を作る力
のこと。特にリーダーとしてチームを率いていく場合、EQはとても重要
❌️ 成長しにくいマインドセット#
ベンチャー界隈などで嫌われるマインドセット
(※成長こそがすべてとも限らないので必ずしも悪いわけではない、その人の目指す方向性次第で善悪は変わる)
他責思考#
オーナーシップ・当事者意識・自責思考とは逆の考え方
例
「どうせ誰かがやってくれるだろう」
「みんながやらないなら自分もやらなくていい」
Quiet Quitting(静かな退職)#
Quiet Quitting(静かな退職) :仕事に対する熱意はなく、基本給のために最低限の仕事だけをする考え方
【「静かな退職」が日本を救う】「勤労屋」の対極が「静かな退職者」 - YouTube
費用対効果の少ない仕事はやめて、ヨーロッパのような「Job descriptionに書かれたことだけやる」「定時になったら客が居ても店を閉める」がむしろよいのでは?という主張もある