数列#
数列#
自然数\(1, 2, 3, \cdots, n, \cdots\)のおのおのに数が1つずつ対応しているとき、これらを順に並べた
\[
a_1, a_2, a_3, \cdots, a_n, \cdots
\]
を 数列 (sequence)して といい、\(\{a_n\}\)で表す。また\(a_n\)を 一般項 という。
例:
\(2, 4, 6, 8, 16, 32, \cdots\)という数列の一般項は\(a_n = 2^n\)
極限#
数列\(\{a_n\}\)において、番号\(n\)が大きくなるに従って\(a_n\)が限りなくある確定した数\(a\)に近づくときに、数列\(\{a_n\}\)は 極限値 \(a\)に 収束(convergence) するといい、
\[
\lim _{n \rightarrow \infty} a_n=a \quad \text { または } \quad a_n \rightarrow a \quad(n \rightarrow \infty)
\]
と表す。
また数列\(\{a_n\}\)が有限の確定した極限値\(a\)を持たないとき、数列\(\{a_n\}\) は 発散 するという。
例:
\[
a_n = \frac{1}{n}
\]
の極限値は0になる