画像処理#

用語の整理#

画像処理#

画像処理(image processing) :画像に何らかの処理をすること

狭義の画像処理は、画像を入力として画像を出力する処理のことを指す。

その場合、画像を入力として、分類結果など何らかの記述を出力とする手法群は 画像解析画像計測 、あるいは 画像認識 などと呼ばれる。

入力

出力

名称

画像

画像

(狭義の)画像処理

画像

記述

画像解析、画像計測、画像認識

コンピュータビジョンとコンピュータグラフィックス#

画像処理のうち、実世界(3次元空間)の情報をカメラで撮影して2次元の画像に落とし込んだものから3次元を復元したり理解しようとする画像処理を コンピュータビジョン(computer vision) と呼ぶことが多い。

逆に実際のカメラではなくコンピュータ内の3次元モデルから画像を生成する分野が コンピュータグラフィックス(computer graphics: CG) である。

画像解析の流れ#

超ざっくりした基本的な流れとしては

  1. 画像から特徴抽出

  2. 抽出した特徴を使って何らかのアルゴリズムで目的の出力を出す

というもの。

例えば、

  • Cannyでエッジ抽出し、ハフ変換で直線を取り出す → 特定領域を切り出したりするのに使う

  • 顔を表す局所特徴を抽出してAdaboostに通して顔検出を行う(Viola & Jones, 2004

など。

ディープラーニングを使う手法はend to endで特徴抽出から分類などの目的タスクまでを行う事が多い。

画像認識の歴史#

(出所:局所特徴量:画像認識における特徴表現獲得の変遷 - Speaker Deck

目次#