データ分析の事例#
BI事例#
主にBusiness Intelligence的な事例
一休.comの取り組み#
データから「最も愛してくれているお客様」を特定して売上高が10倍に成長。高級宿泊予約サイトの「一休.com」に聞く、データドリブンなプロダクト運営と顧客を絞る理由。|アプリマーケティング研究所
「市場を取りきった」という思い込み
背景:なぜ伸び悩んだのかヒアリング→「市場を取りきった」という返答が多かった。
方法:データを 販売シェア で見た
例えば、100室を保有する宿で「1日平均3室」を一休が販売しているなら、一休の販売シェアは3%。
これを全ての宿で見ると、一休の販売シェアは低水準で停滞していた。つまり、市場ではなくて「販売シェア」が伸びていないという問題点が見えてきた
ターゲットを決めて、彼らのためのサービスを作った
データを見ると、年間の利用金額が「100万円を超えるお客様」の利用金額が伸びていることがわかった。
彼らロイヤルカスタマーにインタビューを行ったところ、「ノイズがなくて、高級宿ばかりで使いやすい」という一休の強みが見えてきた。
「高級な宿に頻繁に泊まるお客さん」にとって嬉しいことを行うことに決めた(広告の廃止、高級感をより感じてもらえるよう大きな写真を乗せたり工夫)
結果:リピート率が向上
クーポンをメールで送るのではなく直接サイトに表示
サイトから離れた後にメールで送るのではなく、画面上にクーポンを出す
使いやすくしていくことで利用率も効果も向上